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「データ分析力が身につく」 合格者の声

高橋 佳江さん

データの見方が変わり、予測精度がUP。
スムーズな業務運営につながっています

高橋 佳江さん(57歳)
福岡県 / 会社員(通信サービス業 勤務|事務職)

ビジネス統計スペシャリスト取得のきっかけとは?

現在は、お客様からのご要望に応じてコンサルティングを行って工事手配する事務処理センターに所属し、業務量の需要予測を担当しています。私が予測を担当する業務量は年間で繁閑があり、とくに繁忙時期については予測精度を高め最適な処理体制を整える必要があります。
日頃からExcelはなんとなく使っていて、業務で必要になるそのたびごとに関数を使って確認してきましたが、統計学を体系的に学んだことがなかったので、自身の知識とスキルの棚卸しのためエクセル分析ベーシック(基礎レベル)の勉強をはじめました。

学習方法を教えてください

公式テキスト「Excelで学ぶ ビジネスデータ分析の基礎」を読み、テキスト内の練習問題を解くというサイクルを約2カ月で3回繰り返しました。試験勉強は、平日の通勤時間と職場での昼休み時間を使って取り組み本番試験に挑みました。

資格を取得して何か変化はありましたか?

いちばん大きな変化は、「データの見方が変わった」ことです。これまでも大きく傾向をつかんでからExcelで確認しており、取得前はAVERAGE関数やTREND関数などを使って単月予測を中心に行っていました。

取得後は分析ツールの「移動平均」を使って中期の業務量トレンドを見るようにしたところ、「データが何を示しているのか、そこから何が言えるのか」を自分のなかで膨らませて考えることができるようになりました。中期トレンドが見えてくることで、スポット的な対処ではなく、長い目で見た配置計画の検討材料が抽出できますし、生産性向上についても、どのくらいのスパンでどの程度まで目指す必要があるのかなどを俯瞰できます。予測の精度が上がったことで、中長期の人員配置計画や生産性目標の設定、効率化施策の策定などの最適化が可能となり、スムーズな業務運営につながっています。

【2024年4月掲載】
※ 掲載内容は2024年4月取材時のものです。

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